春。桜が舞っている校舎。
こんな時は浮かれてもいいはずなのに。
何かが足りない。
何でだろう。君に会いたくない。

〜卒業式〜
「好きです!」
「・・・」
君はあの時、返事はしなかった。
だけどその逸らした目が示した答えは
NO。
返事なんて聞けなくて逃げ出した。