特大ブーメランだ。

まさか、自分に返ってくる日が来るだなんて、思いもしなかった。

そうだったら、もしそうだったらどうしよう。

この日は勝手に頭の中で妄想だけが独り歩きして、食事も喉を通らなかった。

お風呂に入っても、布団の中に入っても、そのことは頭から離れなくて、中々 眠れなかった。