「美嘉ちゃん、起きてたら おいで。」

麗夜君に呼ばれたから、私は出て行く。
麗夜君の後ろに隠れる形で。

「美嘉……、ごめんな。
昨日のこと、忘れてて……。」

「……別に、いいよ。

浮気してるんでしょ⁇
向こうの女の人の方に行けばいいじゃん。

私のことなんか、忘れてさ。」