「食った食った。」 透哉がそう言って、立ち上がった。 「風呂って、どう⁇」 「お湯、ためてないよ。」 節約で、1週間に1回しかお湯に浸からないようにしてる。 「そうか、分かった。」 そう言って、透哉はリビングから出て行った。