3月の日々


「未来ー、ただいまー。」

いつもと同じように、俺は帰宅した。

「あぁ……、おかえり。
……ごめん、ずっと寝てた。

夜ご飯、作るね。」

未来は寝室から出てきた。

「お腹は⁇もう大丈夫⁇」

「うん、もう痛くない。

……冷凍ピラフとかでもいい⁇」

「いいよ。」

俺は、スーツから部屋着に着替え終わり ソファに座って、未来に話しかけた。

「……未来は赤ちゃん、産みたい⁇
俺は 未来が決めればいいと思う。

でも、俺の意見を言わせてもらうとすれば……赤ちゃん……ほしい。

ちゃんと2人を養っていけるか心配もあるけど、新しい家族が増えるのは……嬉しい。

未来が決めていい……、自信がなければおろせばいい。

これから、生まれるまで未来が赤ちゃんを育てるんだから。」

未来は、驚いた顔をした。
そして、いつも通り 真顔に戻って 話し始めた。

「私は……燕が嫌がったら、おろそうと思ってた。

でも、燕がいい……って言ってくれるなら私は生みたい。」

思っていたこと、同じだったみたいだな。

「産んでほしい。
今度、結婚の報告と一緒に言わないと、だな。」

未来のご両親とは、この日曜日に会う予定だった。

報告が1つ増えた。