3月の日々


「サイズ、合ってる⁇大丈夫⁇」

俺は立ち上がりながら、言った。

「うん、大丈夫だよ。」

「良かったな、燕。」

翔平が珍しく俺に対して裏のない笑顔。

「あぁ、希美も ありがとう。」

未来が何もかも理解できない、っていう顔をしていた。

「あぁ……っと、未来がブーケ キャッチしたら プロポーズする、って決めてたから それを手伝ってもらった。」

ようやく、 "理解した" といった顔の未来。

「未来ちゃん、どう⁇

好きな人との結婚が決まって、女の子共通の夢が叶った気分は⁇」

希美が2階から大声を出した。

「最高です‼︎」

未来は久しぶりに俺に対して満面の笑み……心の底から嬉しそうで楽しそうで……幸せそうな顔を見せた。