家に帰ると、中は真っ暗だった。
未来、外に出かけたのか⁇
そう思いながら、廊下の灯りをつけ リビングに荷物を置く。
キッチンのカウンターに ご飯が置いてあった。
……未来が作ってくれたのか。
未来を探していると、未来の部屋が少し明るいことに気づいた。
未来は豆電球をつけて、寝るタイプの人だから 多分 自分の部屋で寝ているんだろう。
でも、ちゃんといるかどうかが不安だから コッソリとドアを開けて、部屋の様子を確認する。
未来は寝ていた。
何となく、未来の隣に寝転んだ。
未来は床の上にそのまま寝ていた。
毛布……っていうか、ブランケットを何枚か被って。
いや、季節の変わり目で 体調崩しやすい時期にこんな格好で寝てんの⁇
俺は未来を抱き上げ、寝室のベッドの上に寝かせ直した。
キスしたかったけど、キスだけで留めておく自信がなかったから 辞めた。
俺は1人で未来の作ってくれた晩飯を食べた。
俺の好きなおかずが多くて、覚えてくれていたことに泣きそうになった。



