3月の日々


家に帰ると、中は真っ暗だった。
未来、外に出かけたのか⁇

そう思いながら、廊下の灯りをつけ リビングに荷物を置く。

キッチンのカウンターに ご飯が置いてあった。

……未来が作ってくれたのか。

未来を探していると、未来の部屋が少し明るいことに気づいた。

未来は豆電球をつけて、寝るタイプの人だから 多分 自分の部屋で寝ているんだろう。

でも、ちゃんといるかどうかが不安だから コッソリとドアを開けて、部屋の様子を確認する。

未来は寝ていた。
何となく、未来の隣に寝転んだ。

未来は床の上にそのまま寝ていた。
毛布……っていうか、ブランケットを何枚か被って。

いや、季節の変わり目で 体調崩しやすい時期にこんな格好で寝てんの⁇

俺は未来を抱き上げ、寝室のベッドの上に寝かせ直した。

キスしたかったけど、キスだけで留めておく自信がなかったから 辞めた。

俺は1人で未来の作ってくれた晩飯を食べた。

俺の好きなおかずが多くて、覚えてくれていたことに泣きそうになった。