「ところで、明智先生。
御身体の方はどうですか⁇」
「リハビリも無事に終わり、元の生活と何ら変わりのない生活を送ることができるようになりました。」
「左半身は⁇」
左半身を動かす神経に損傷を負ったことを校長先生は知っているらしい。
「左脚の方は しっかりと動くようになりました。
左手は時たま 痺れを感じるくらいです。」
「明智先生、左利きではありませんでしたか⁇」
「リハビリとして、右利きに矯正されました。
なので、今は 両利きです。」
利き手が痺れていたら、黒板に文字も書けないからな。
「そうでしたか、分かりました。
では、次の月曜日から また学校に来てください。
暫くの間は、3-7の臨時副担任として お願いします。
授業の方については、どのようにお考えですか⁇」
「もう、10月になるので 彼等が学校に来、正規の授業を受ける時間はあと僅かです。
なので、受験対策講座の方を担当できたなら、有難いです。」
「そうですね、では そうしましょう。
有給休暇の先生の代わりの授業を他学年だったとしても 受け持って頂いてよろしいですか⁇」



