「お久しぶりですね、明智先生。」
「御無沙汰していました、すみません……」
「いえいえ、意識不明の重体だったんですから 仕方ないことですよ。
では、椅子にお掛けになってください。」
「はい。」
軽く面接っぽい雰囲気になっているここ、校長室。
校長先生と今後のことについてプチ会議をするらしい。
「今、3-7の担任は臨時として 荒井先生に入ってもらっています。
私からしてみると、直ぐにでも 明智先生に担任に戻って頂きたいところなのですが、生徒たちは もうすぐ受験を控えています。
なので、今 このタイミングで担任が変わるということは 彼等にとって、良いのかどうか……」
なるほどね、確かにそうだ。
色々、ナーバスになっているこの時期にイキナリ担任が変わる……とか 生徒たちにとって 良いことはないだろう。
「……そうですね、僕としては また彼等の担任を今直ぐにでも受持ちたいくらいなのですが、生徒たちからしてみると……複雑に思うことは予想できます。」
「……明智先生も私と同じ考えのようで安心しました。
元々、3-7は 担任 明智先生、副担任 荒井先生の予定でした。
今では、荒井先生が臨時担任 副担任はその時 手の空いている先生が付く、といった風に回っています。
1つ提案なのですが、3-7の副担任はどうでしょうか⁇」
……副担任、ねぇ。
「副担任という形だとしても 彼等と関わることができるのなら、僕としては 嬉しい限りです。」



