3月の日々


「分かったよ、燕が言ってること。
それに、信じようと思うよ。

……でも、最後のことが引っかかる。

私のこと、好きって思ってくれてるなら 何で別れるの⁇

私、もう燕と離れるのは嫌。」

やっぱり、そう言うんだろうな。
まぁ、予想はできていたけれど。

俺は思わず、ため息を吐いて 答えた。

「そう言うと思ってた。

俺は未来のお姉さんに未来のことを色々と聞いた。
それで、思ったんだ……俺には未来を守るなんてことはできない。

俺は、未来を幸せにしてやれない。」

「……それは、燕が決めることじゃない。
私が決めること……。

勝手に決めつけないでよ。
私は、隣に燕が居てくれる……ただ、それだけで幸せなんだよ⁇

しかも、意思疎通もできる。

私、毎日 意識不明だった燕と話していたんだよ⁇

返事してくれなくても、話してたんだよ⁇

その燕が、今では話に応じて返事をしてくれるんだよ⁇

それだけで、もう、幸せだよ。」

「……美嘉さんが言ってた。

未来は優しい子なんだ、って。
だから、すぐに傷ついちゃうんだって。

だからこそ、俺は怖い。

俺がその優しさを壊してしまいそうで。」