3月の日々


『お前、明智のこと 好きなんだろ。』

とか言って、色んな人に冷やかされても希美は負けたりしなかった。

寧ろ、

『明智君が可哀想だから、そういうこと言わないで‼︎』

とかって、俺のことを庇うんだ。

カッコいい希美のことを俺は好きになった。
希美は俺の初恋の相手だ。

そんなことは誰も言わないまま、俺は転校することになった。

転校する前の日、最後の日に希美だけが

『また会おうね‼︎』

って言ってくれたんだ。

それが嬉しくて、俺は初めて転校の時に寂しくなった。

それから、小学6年生になって またその学校に帰ってきた。