3月の日々


「んー、じゃあ これか。
んじゃ、しゃがんで 切るから。」

翔平はバリカンを少し 空回しさせてから

「真ん中からら行くよ。」

って、真ん中から切って行った。

「お前の髪、前から思ってたけど 剛毛だよな。
あんまり綺麗にバリカンが滑っていかない。」

「とか、言いながらも大分髪 落ちてる。」

下を向きながら、俺は言った。