3月の日々


「もうどうでもいい、勝手にすれば⁇」

投げやりに言った。

「なら、明日も来ますね。
でも、長居するのはやめることにします。

迷惑……かけるのは本望じゃないので。

では、今日は もう帰りますね。
さようなら。」

未来は、自分の荷物を持って 部屋から出て行った。

そして、俺は また1人になる。
でも、もう慣れた。

真っ白な壁、天井にも 静かな部屋にも。