3月の日々


「俺の額に書くんなら、紙に書いてやれよ。」

「別にサインくらい、いいけどさー……希美、ペンとメモか何か貸して。」

希美がしばらくそこらへんをゴソゴソして、

「あ、あった……‼︎」

発掘した。

片付けたところくらい覚えとけよ。

翔平がメモとペンを受け取って、サインを書いた。

「はい。」

「うわあああぁ、ありがとうございます‼︎」

……すげー、笑顔になった。
可愛いけど……俺の前でそんな笑顔見せてくれたことないのに。