分からないけれど、仲間が、味方がいると思えば それだけで何だか心強く感じるもんだろ⁇ 「よし、伊原 喋らせてやるよ。 前に来い。」 間が持ちそうになかったから、本気で言ってた訳じゃないのに ついつい伊原に話を振ってしまった。 「えっ……⁉︎」 驚きながらも、素直に前に来る。 「先生、私は何をすれば……。」 「喋りたがってただろ⁇ 喋れよ。」 少しイジワルしてみる。