「んじゃ……傷ギリギリら辺までバッサリいっちゃってもいいの⁇」 「おまかせします。」 「りょーかい。」 翔平は櫛とハサミを片手ずつに持ち、少しずつ切っていく。 実は、美容師免許も持っていて 俺はいつも翔平に髪 切ってもらってる。 "腕鈍ったら、嫌だから 丁度いい" とかって、翔平は言うし、俺もいちいち知らない人に髪切られるの嫌だから丁度いいと思ってる。