3月の日々


ピーンポーンー

「俺だけど、開けて。」

『ほーい。』

夜になって、家に帰る前に翔平たちの家に来た。

途中で帰って、未来に出くわしたくなかったから。

「何だよ、そのまま来たのかよ。

とりあえず、スーツ脱いで。
んで、洗面所前に椅子あるから座って。」

入っていきなり、指示を出された。

言う通りにしなかったら、翔平にキレられそうだったから その通りにした。