3月の日々


「いや、やっぱいい。

んじゃ、また授業の時な。」

俺は未来から離れた。

菅原とすれ違った時、

「ざまぁ。」

って、嘲笑しながら言われた。

何も言い返す気にすら、なれなかった。

ただ今日1日が穏便に、できるだけ早くに終わってくれることを願った。