3月の日々


「相変わらず、つれないのね。」

「彼は俺とは比べ物にならないくらいに多忙ですから。

彼の空いている日に合わせないと、会う機会がなくなってしまうんです。」

俺はそこまで言うと、未来を探した。

そして、声をかけた。

「おはよう、少し……話いいか⁇」

未来は頷いた。