未来の幸せを願うなら、もう未来には干渉せずに自由にしてやるべきなんだろうな。 それでも……やっぱり、まだ俺の家のあちこちに未来の私物が残っている。 いちいち辛い。 いつもなら……今までだったら、毎朝 未来の声で起きていたのに。 無感情な目覚まし時計のアラームの音で起きることなんか、滅多になかったのに。 一筋の涙が目から零れ落ちる。 それを慌てて、拭いた。