3月の日々


こういう打ち合わせをしたからか、いつもよりもちゃんとした授業をできた気がする。

「明智せーんせ、お喋りしよ。」

女子生徒がいつもみたいに俺の腕を引っ張って、廊下までそのまま手を離さなかった。

「敬語を使え、敬語を。」

「先生、好きー。」

「うん、それ昨日も聞いたから。
それに、俺 彼女居るって。」

「関係ないのー。
私は 先生のこと、好きなのー。」