「俺、そんなにちゃんと先生できてた⁇」

素朴な俺の質問に未来は頷く。

「何回も燕の言葉に励まされてたんだから。」

「マジで⁉︎

なら、良かった……大卒すぐだから、なめられんのかな⁇とか、思ってたから。」

授業崩壊になったりするのも覚悟してた。

「燕、英語 教えたりするの凄い上手かったよ。

友達……少ないけどさ、皆 燕の授業だけはサボらず、寝ずに聞いてたよ。」