「ふぁ~…ねむ…」



今日は授業中寝れなかったからか、すっごく眠い。


しかも帰ろうと思ったらアイツいねーし、自販から戻って教室見てもいなかったし。


まぁ俺が待ってた事とか知らないから仕方ないんだけど。




家に帰っても暇なのは同じ、だから空き教室で一眠りしてから帰ろうと空き教室へ向かう。



眠い目を擦りながら扉を開けた。



「あっ」


「えっ」



俺と目が合ったのは、先に帰ったと思ったやつ。


えっ、て何だよ嫌なのかよ



「優陽残ってたんだね」


「あ?あぁ、まぁな。眠かったから」



向かいのソファーに横になり、天井を見る形になった。



2人の空間にはシーンと静まった空気が流れる。


ふと、この前蓮に言われた事を思い出した。