彼はいつも気分屋で




「ん」


「あ、ありがとう」


買ってきたミルクティーを渡し、いつもの定位置に2人とも座る。


「今日門限は?」


「んー、7時かな?今日お母さん早く帰るって言ってたから」


「そっか、んじゃ10分前までには用意しとけよ」


俺のマンションの下は一軒家が並んでいて、その中にコイツの家がある。


暗所恐怖症で暗いのが苦手なコイツを送るのは、いつからか自然と俺がしていた。


「まだ時間あるけど、何する?」


「ゲームでもすっか」


「いいねー、優陽と2人でゲームは久しぶりだね」


言われてみれば久しぶりだな、いつもは蓮がいたし。


蓮がいたらアイツが圧勝だから面白くねーんだけどな