彼はいつも気分屋で




「お、おじゃまします…」


渡された鍵で優陽の家に入り、すぐにベランダへ


「…やっぱり、綺麗」



オレンジ色の夕日は、なぜか私に時間を忘れさせる。



ずっと夕日を見つめていると、だんだん水平線に消えていき、空はもう暗くなっている。



「もう沈んじゃった」



部屋に戻るとピンポーンとインターホンが鳴った。


カメラに映っている人を見ると、コンビニから帰ってきた優陽が映っている。


通話ボタンを押し「はーい」と返事をし玄関へ



「おかえり、早かったねー」


「ただいま」