私の言葉など聞かず猛スピードで飛ばし、無事夕日が沈む前にマンションの前に到着。


「こ、怖かった…」


「仕方ねーだろ。夕日はあっと言う間に沈むんだから」


確かにそうだけど…


「俺今からコンビニ行ってくるから、先上がっとけ」


そう言ってポケットから鍵を渡される


「ぇ、でも…」


「早くしねーと夕日沈むぞ」


「わ、わかった、ありがと」


鍵を受け取ると、そのまま優陽は自転車でコンビニに行ってしまった。