「んで、そろそろバス来ますけど?いつもの時間のバスはもうだいぶと前に行っちゃってるし」


「うわっ!もうこんな時間じゃん!私達結構話してたんだね」


「だなー。あ、そう言えば君月今日1人じゃん」


「蓮も優陽も先帰ったからな。俺送ってくから、奏頼むわ」


君月は1人だと何か攫われそうだし、普通に心配だ。


だけどやっぱり君月は遠慮する。


「悪いよ!私1人で帰れるから、璃玖はバス乗って?」


「俺今日寄りたいとこあるし…」


・。♪*+o


「あっ、私だ」


君月の鞄からLIMEの着信音。

画面を開くとみるみるうちに君月顔が真っ赤に


「ゆっ、優陽が迎えに来てくれるって…」


やっぱり優陽だったか


「これなのになんでフッたかなぁ」


「謎だよねぇ」