「蓮に言いすぎたかな…」


階段に私達の足音が響き、その中に私の声が交じる。


「蓮は小学校の時からああだったから、お前は悪くないと思うけど?後蓮は口が悪いしな。」


「口が悪いのは優陽も同じだろ」


「うっせ、璃玖も人の事言えねーだろーが」


取り敢えず、ここにいる男子全員口が悪いです。


「そんな事より!」


パチン!と手を叩いて言ったのは響希だ。


「気になってたのは俺だけじゃないと思うんだけど、蓮ってさ、君月の事好きっぽくね?」


「は!?」


なに爆弾発言しちゃってんの響希!