彼はいつも気分屋で




廊下に出ると皆が既に待っていた。


「愛歌遅いぞー」


「君月と蓮はいつもおせーなー」


綾と響希に言われ、ごめんごめんと顔の前で手を合わせる。


「ちょっと蓮っ」


蓮の耳元で小さく怒る


「なんで花厳さんにあんな冷たく言ったの!失礼すぎるでしょ!」


「…だってあの女には関係ねーじゃん。」


「そうだけどもっと言い方あるでしょ?」


「…俺なりの言い方があれだった。」


「俺なりって…蓮は昔からいつもいつも!」




「「ストーップ!」」




言い合う私達の間に綾と響希が割り込んできた。