彼はいつも気分屋で




「愛歌、行くぞ」



もうイヤホンを片耳に付けている。本当に曲聞くの好きだなぁとか思いながら、蓮の後ろをついていく。


歩き慣れた道筋を辿り、いつもの教室へ向かう。


早く終わったのにも関わらず、もう綾達はソファーでくつろいでいた。



「おっ、今日は早いじゃん愛歌!てか久しぶりー」


「久しぶりー。あ、あけおめだね」



正月を過ぎて会うのは今日が初めて、だから皆に挨拶をすると、皆も「あけおめー」と返してくれる



優陽がいつものようにソファーを1人で独占。

綾と琉玖は椅子に座っていて、響希は使っていない机の上でゲームをしていた。


これもいつもの事。



いつもの日常が戻って来た、とか1人で思いながら空いているソファーに蓮と2人で腰掛ける。