彼はいつも気分屋で



「身長は平均以下だけどな」


「うっ、うっさい!これから伸びるの!」


「…それ、中学の時も言ってた」


ゲームを1人黙々としている蓮にボソッと言われる


「へぇー、興味の無い事は一切覚えてない蓮が、中学の話を覚えてるとは。珍しい」


「…別に。コイツが何回も言ってたから」


ゲームを制服のポケットにしまいソファーから立ち上がった


「蓮どこ行くの?」


「自販」


「あっ、私もー。皆は?」


「なに奢り?」


「んなわけないっしょ」


んだよー、とか言いながらも机の上に皆の100円が置かれていく


計400円置かれ、皆の欲しいものを聞き蓮と2人で自販へ


「えーっと、優陽がコーラで綾がレモンティー。響希と璃玖が、えっと…」


「優陽コーラ、奏レモンティー、響希、璃玖がミルクティー」


先を歩く蓮が淡々と皆の飲み物を言っていく

あの時、聞いていなそうでちゃんと聞いてくれてたんだ。