彼はいつも気分屋で





「…辛い時、悲しい時、楽しい時、隣にいてほしい人は誰って話、覚えてる?」


「…うん」



頂上に着き、景色が一段と綺麗に見える


そのせいか、少しアイツの目が潤んで見えた



「…俺が隣にいてほしい人は、ばかで、自分の事は二の次で、ちっちゃい奴。」



相変わらず素直じゃない言い方しかできないなとか思う。



「…それはえっと…誰?」



キョトン、と本当にわかっていない様子



「バカでちびはお前しかいねーだろ」


「えっ」


「今日断らなかったのも、お前と過ごしたかったからだ」