彼はいつも気分屋で




「うぅ…酔った…」


「なんでお前が酔うんだよ。ほらお茶」



選んだお前が酔うって、バカだろ



「マシになるまで座っとけ」


「そうしと…くしゅんッ」



小さくくしゃみをし、体を縮こませていた。


さっきまではしゃいでたからそうでもなかったけど、やっぱり動かなかったら寒いな



「…寒いなら観覧車でも乗るか。あれなら酔わないし、寒くない」



コクッと頷き、観覧車の方までゆっくり歩く。


…こんな時、多分優陽ならマフラーとか渡してるんだろうな。



観覧車まで少し歩くと、数組が並んでいた。


2人で話をしているとすぐに順番が回ってくる。