彼はいつも気分屋で





「着いた」



蓮の声で一気に引き戻され、目の前には1件の店が



「イタリアン?」


「うん。入るぞ、寒い」



木で出来た温もりのある扉を開けると、店内は木造でオシャレな雰囲気のお店だった。


だからと言って居心地が悪いわけではない。


程よくオシャレで、子連れで来ている人達もいた。



ウェイターさんに席を案内され、コートを2人とも椅子に掛けた。



「オシャレなお店だね」


「そう。オシャレだし、手軽な値段で美味しいものが食べれる。よくデートとかに使われてるみたいだけど、家族連れでも居やすい感じで、俺のお気に入りの店」



デートに選ばれる場所ってのもわかる気がする。


けど、それをここでさらっと…