「お母さん、蓮君はいい子だってわかってるからね。だから今日は蓮君に送ってもらうのが条件で、門限は無しにしてあげます」 「ほんとに!?やったー!ありがとうお母さん!」 「その代わり、ちゃんと楽しんできなさいよ?」 「うん!」 お母さんはこういう時の門限は緩くしてくれる。 そこも好きだと思いながら時計を見ると、時間は4時半を少し過ぎていた。 早く着替えて来よっと