彼はいつも気分屋で





「じゃあもう1つ質問。辛いとき、泣きたい時、笑いたい時に隣にいて欲しい人は誰って聞かれて、思い浮かぶ人は?」



今度はまっすぐ目を見ながら聞かれた。



辛い時、泣きたい時、笑いたい時…




「えっ…」



なんで今、蓮の顔が浮かんだんだろう…



「その人が、お前の好きな人。蓮が言いたい事はそういう事だろーな。」



確かに蓮には何でも相談できた。


優陽にフラれたあの夏祭り、この前の公園…。


辛い時に蓮はいつも隣にいた。


蓮の隣にいるといつも楽しかったし、何と言っても気が楽だった。


蓮の笑った顔を見ると私も自然と笑顔になれた。






って事は、私の好きな人は……






「蓮…」