彼はいつも気分屋で





「ねぇ蓮」


「あ?」


「蓮は、辛いときとか笑いたい時に、隣にいて欲しい人っているの?」


「は?」


「だって蓮あんなに真剣に言ってくれたから、いるのかなぁーって」


「絶対教えねーし。てかもう帰るぞ」



勢いよく立ち上がり、公園から出ようとする蓮



「えっ、ちょっと待ってよー!」



急いで蓮を追いかけて問いただすも、「言わない」や「教えない」ばっかり









少し、胸の奥の方がズキッと傷んだ事に、まだ私は気づいていなかった。