彼はいつも気分屋で




「はぁー。引きずって連れて来るわ」


「りょーかい」


皆はいつもの空き教室へ、私と優陽は私のクラスへ


扉のとこから1番奥で1番前の席を見る。

さすが一匹狼、1人で窓の外を見て黄昏中。


「行く?」


「そりゃな。アイツはツンデレだから、誘ってほしいと思う」


「さすが小学校からの付き合いだね」


「まぁな。さっ、行くぞ」


躊躇いも無く教室に入り蓮の席の前へ行くと、いつもの言い合いが繰り広げられる


「昼飯行くぞ」


「嫌だ」


「皆待ってる」


「飯位静かに食いたい」


「の割には毎日一緒に帰ってくれるよな」


「それはお前が無理矢理…」


「じゃあ今日からはお前抜きで帰るか?」


「っ……別に、俺はそれを望んでるし…」