偏差値すごい高くて大変だった! でも制服めちゃくちゃかわいいんだよね! 校門にはすごい生徒の数。 みんな今年入学した1年生だろう。 昇降口の前にはクラスが貼り出されていた。 「んー…見えない」 生徒で溢れかえっていて、 そのうえ背も低い私には苦痛だ。 「俺が見てくるよ」 耕太はそう言って、 人混みの中に入っていった。 しばらくすると耕太が戻ってきた。 「瑞葵ー!俺3組だぜ!瑞葵と同じ!」 「え?ほんと?!やったぁーっ!」