純粋で真っ白な嘘

「何だよそれ、」


僕は笑った。

こんなに僕に何かを言ってくる人は初めてだ。


「早く食べないと溶けますよ」


レオが言った通りもう既に溶けていた。

スプーンで掬い上げて食べる。

いや、飲むと言ったほうが合っているかも知れない。


「微温い」

「言うと思いました。溶けているんですから」


「魔法で元に戻すことは出来無いの?」

「無理ですね」

「何で?」

「其れは本当に魔法を使ってまでしたい事では無いんですから」