純粋で真っ白な嘘

それからだ。


僕と河野が一緒に居るようになったのは。


彼女は不器用なんだ。

人と付き合うのが苦手で。

誤解を招く。



僕は。

僕はただ河野を守りたいんだ。



それは心の底から思っている事だ。



公園の横を通ると。


見た事のある後ろ姿があった。