本当は可愛いのです

「咲は分かってない。咲は可愛いから、
他の女の子よりずっと、
すぐ男が寄ってくるでしょ。だから俺の側から離れないで。約束して?」


ドキっ。あれ、なんだろう。この気持ち。


「う、うん」


「よし、行こう。母さん達と朝ごはん食べないと後がうるさいから。」


そうだった!城田家と村松家は毎日一緒に朝ごはんと夜ご飯を食べるとゆう、週間があるの…



でも!私はすごく嬉しい!
だって、りょうちゃんと一緒にいれるからね!



「ん、ほら。」


りょうちゃんが私に手を差し出してきた。私はりょうちゃんのこの仕草が大好き!


「やった!りょうちゃん大好きぃ!」


「俺も好きだよ。咲のんとは違うけど…」


最後の言葉は、私には聞こえてなかった。