斎藤「や~、彼女に、告白するのに、とても緊張することだなぁ」

マスター「どうだい、景気付けに一杯やるかい」

斎藤「ご所望したいところだがなぁ、赤ら顔で、告白はまずいんでないのかい」

マスター「なあに、坊やは男前さ」

斎藤「いや、坊やって言わないでよ。36だぜ?俺」

マスター「あんた、36なの?俺より20も上じゃねぇか」

斎藤「いや、お前16かよ」

マスター「俺16だ」

斎藤「老けてんなぁ」

マスター「まあな、俺の話はいいよ、景気付けに一杯やれよ」

斎藤「やんねぇよ」

マスター「やれったらさ」

斎藤「やんねっつってんのによ」

マスター「ただにしといてやるわ」

斎藤「マジで」

マスター「友人が困ってんだ、それくらいのことはさせてくれ」

斎藤「あの、初対面ですが…」

マスター「そうなんですか」

斎藤「お前誰なんだよ」



おわり