え…いいのかな…? 橘さんが言うように中身がマフィンなのかと 興味をもったあたしは申し訳ないと思いつつ、 本人の承諾を得たので中を見ることにした。 中は本当にマフィンだった。 「っ!っほ、ほんとにマフィンだ…」 ほらね、とでもいうような顔をしていつの間にか冷蔵庫から離れてソファでお茶をゆったりと飲んでいた。 そんな姿でも様になる橘さん…。 一体どんな教育を受けたらこんな風になるのだろう。