毎日毎日、手錠と鎖で繋がれるずっとこのままだと思っていた。


なにも発言しなくなにも起こらないこのまま死ぬのだと思った。


でもある日、王が店に来た。


王は銀色の髪をしていた。


見とれてしまうほど綺麗な銀色。


私とは違う銀色。