3話

勉強の話から2日。
はぁ…今日からスタートなのである。
中山からは…
『先生が呼んでるから教室でまってて。』
っていわれたんだけど…
どこで勉強するのよ!
てゆうか人待たせないでよね…
本当はこんなめんどくさいことしたくなかった
でもスイーツって聞いたから…
だって…食べたいし。
もういいよ!早く終わらせてスイーツ食べて帰るんだから!
「けいこ会長ごめん。遅れたわ」
はぁ。遅いわ
「大丈夫。始めましょう。」
はぁ…教えるって私のやり方この人理解できるかしら?
「分からないのがあったらいってね?」
私は予習でもやろっかな?
中山は数学のノートと教科書を出し勉強を始めた。

「けいこ会長ーこれ分からん」
ん。早いな
「どこ?…ってわぁぁ」
見上げると中山の顔があった。
ちょ。近っ。びっくりしたぁ…
はぁ…落ち着け
「あれ?けいこ会長照れてんの?
可愛い~」
中山はそのまま顔を離そうとしない。私は下を向いた
こいつ調子こきやがって
「中山さん勉強するんだよね?」
こんな言い方しか出来ないけど
本当は照れたりして…
「はーい…ごめんなさ~い」
分かればよし…
ボー読みなんだがな。
それから約1時間私と中山は勉強をした…

はぁ…この時が来たぁ!!
スイーツスイーツ
でもにやけちゃダメだ…
「けいこ会長!今日はさんきゅ
じゃあスイーツのいい店いこーぜ
俺いい所知ってるんだぜ?」
おお。中山のくせにやるじゃん…でも落ち着け。私
「なら早く行こ?」
本当はすっごい楽しみなんだけど
それから10分くらい歩いた。
「着いたぜ!ここ!すげぇうめぇーんだよ」
きゃぁぁぁ!むっちゃ可愛い店なんだけど
私達は店に入っていった。
ショーケースに入っていたのはキラキラかがやくケーキの上のスイーツ
「わぁぁぁー!!すっごい美味しそう。なににしよーかな?……あ」
やばい…
いつもの私だ。
中山の方を見てみると
目をそらして、口に手を当てた。
「………やばい…可愛すぎ。けいこ会長もそんな顔すんだな。来てよかった」
ドキッ…ドキッ
なにこの音。
私達はスイーツを食べた。
私はすっごい大好きなスイーツタルトにした。
すっごく美味しかったけど…心臓の音が鳴り響いてたまらなかった。