21話
「はぁ…はぁ…」
私は走り続けた。
途中で視界がぼけてきた。
あ、涙だ。
どうして…
中山といると自分がおかしくなる。
つい最近仲直りしたのに…
「あっ…公園」
私は走るのをやめ公園に足を踏み入れた
この公園…そういえば小さい時行ってたっけ。
あと尚と始めて会ったのもこの公園だったような…
私はブランコを漕ぎ始めた
ギコッギコッ
ブランコ古くなったな…
っつ。視界がどんどんぼやけていく。
「っ…うぅ…」
馬鹿 私なに泣いてるよ
「…けいこ?」
顔を上げた先には私服姿の尚が居た
やばい…私泣き止まなきゃ
私は制服の裾で涙を拭った
「尚…」
尚は私の隣のブランコに座った
「…けいこと一番最初に会ったのここだったよね…。それにこのブランコで」
「…そーだね」
それから少しだけ沈黙が続いた
駄目だ 私中山のことばっかり考えてる
尚と居るのに…
「けいこ…どうして泣いてたの?」
あっ…少しだけ空が暗かったから見えてないと思ったのに…
やっぱり分かっちゃったか…
私は下を向いた
「ん…ちょっとね」
「中山のこと?」
頭をはっと上げるとそこには尚が立っていた。
その瞬間私の目からは大粒の涙が出てきた…
尚は悲しそうな顔で私の背中を撫でてくれた
何も聞かずに…
「はぁ…はぁ…」
私は走り続けた。
途中で視界がぼけてきた。
あ、涙だ。
どうして…
中山といると自分がおかしくなる。
つい最近仲直りしたのに…
「あっ…公園」
私は走るのをやめ公園に足を踏み入れた
この公園…そういえば小さい時行ってたっけ。
あと尚と始めて会ったのもこの公園だったような…
私はブランコを漕ぎ始めた
ギコッギコッ
ブランコ古くなったな…
っつ。視界がどんどんぼやけていく。
「っ…うぅ…」
馬鹿 私なに泣いてるよ
「…けいこ?」
顔を上げた先には私服姿の尚が居た
やばい…私泣き止まなきゃ
私は制服の裾で涙を拭った
「尚…」
尚は私の隣のブランコに座った
「…けいこと一番最初に会ったのここだったよね…。それにこのブランコで」
「…そーだね」
それから少しだけ沈黙が続いた
駄目だ 私中山のことばっかり考えてる
尚と居るのに…
「けいこ…どうして泣いてたの?」
あっ…少しだけ空が暗かったから見えてないと思ったのに…
やっぱり分かっちゃったか…
私は下を向いた
「ん…ちょっとね」
「中山のこと?」
頭をはっと上げるとそこには尚が立っていた。
その瞬間私の目からは大粒の涙が出てきた…
尚は悲しそうな顔で私の背中を撫でてくれた
何も聞かずに…

