ピッピッピー
目覚まし時計の音が聞こえる.
時計を見ると 6時を示していた.

愛羅「ふぁ…ねむっ でも起きれたから
よかったぁ」といって目をこすった.
私の部屋にはベランダがある.
ベランダを開けて 大きな声で
愛羅「拓也ー!!!!」と叫んだ.
すると
パジャマ姿の拓也が
アクビをしながら出てきた.

拓也「おふぁよう…
起こしてくれてありがとな.」
と笑って言った.
愛羅「別に拓也の為じゃないし.
私の気まぐれだから!!」
拓也「ほんっとに素直じゃないな.」
と笑いながらいった.

私と拓也の家は隣同士で
部屋がベランダ越しにある.
だから いつも起こしてあげている.

拓也「まぁ 準備したら そっちに行くな!」
愛羅「わかった.後でね」といって
同時に扉を閉めた.
::::
愛羅「いってきまーす」
と言って玄関を開けると.
大輝「おっはー」と大輝が言った.

川原 大輝 1-5で
部活はバスケ部.
私のもう1人の幼なじみだ.
私と拓也と大輝は幼稚園の頃からの仲だ.

拓也「おー さっきぶりー」
大輝「なんだよ〜!!なんかあったのかなぁ?」
と笑いながら言ってくる.
愛羅 「そんなことないから!!」
"恋もしたことないもん"と思っていると
拓也の様子がおかしい.
愛羅「どうしたの??拓也.」
拓也「お前ら何時だと思ってる!!
7時半じゃねーか!!!!走るぞ!!」と言われ
走って学校へ向かった.