「違う。」
派手な顔立ちだから、よくハーフとかクォーターとかに間違えられるけど、私は純日本人。
「ふ~ん。じゃあ椿、趣味とかは?」
は?
なんで関係あるわけ?
「別に何も。」
まあ、こんな感じで適当に答えとけばいつかは諦めるでしょ。
「へ~、そうなんだ。じゃあ好きな食べ物とかは?」
本気で意味わかんないんだけど、この人。
「何でそんなこと聞いてくるわけ?」
睨みながら冷淡にそう聞く。
「なんでって、椿のことをもっと知りたいから。」
太陽のような笑顔で、そう答える一ノ瀬ハル。
変な人。
とりあえず無視しておくのが一番か。
どうせすぐ離れてくし。

