-朔哉side-
俺は無性に腹が立っていた。
高校に入り、同じクラスになった天堂将生。
それは、俺の中学の時の嫌いな相手。
中二の時間に将生は引っ越し、それ以来会っていなかった。
「お前、全然変わんねえな。」
「朔哉こそな。まだあの女のこと諦めてなかったんだな。」
あの女とは優音の事だった。
最初は、ただの幼なじみだと思ってた。けど、一緒にいる時間が長くなるにつれ優音の笑顔に惹かれていき、いつのまにか好きになっていた。
「やー、でもさ。お前の好きな子けっこー可愛いネ。俺、好きになっちゃったかも。
「はあ!?ふざけんなよ。優音は渡さない。」
「でもお前ら付き合ってるわけじゃねえんだから、俺にだって好きになる権利はある。」
「ふざけんな、俺は許さないからな。」
「じゃ、俺。優音ちゃんを落としてみせるから☆」
…ふざけんな。何があっても優音は渡さない。
俺は無性に腹が立っていた。
高校に入り、同じクラスになった天堂将生。
それは、俺の中学の時の嫌いな相手。
中二の時間に将生は引っ越し、それ以来会っていなかった。
「お前、全然変わんねえな。」
「朔哉こそな。まだあの女のこと諦めてなかったんだな。」
あの女とは優音の事だった。
最初は、ただの幼なじみだと思ってた。けど、一緒にいる時間が長くなるにつれ優音の笑顔に惹かれていき、いつのまにか好きになっていた。
「やー、でもさ。お前の好きな子けっこー可愛いネ。俺、好きになっちゃったかも。
「はあ!?ふざけんなよ。優音は渡さない。」
「でもお前ら付き合ってるわけじゃねえんだから、俺にだって好きになる権利はある。」
「ふざけんな、俺は許さないからな。」
「じゃ、俺。優音ちゃんを落としてみせるから☆」
…ふざけんな。何があっても優音は渡さない。
